「幼い乳」の主人公の少女です。
この写真を撮ったのは、「浮浪児の渇き」で書いた公園で初めて会った時です。
ろれつの回らない口調が、かわいらしかったのを今でも憶えています。
ただ、写真からわかるとおり、顔立ちが整っていて、幼いながらも、とてもしっかりしている子ですよね。すでに母親のような風格すらあります。僕がラストのシーンを描いたのは、その光景を見たというより、その光景が彼女の雰囲気と合致していたために神々しく見えたから、といえるかもしれません。
そうそう、この写真でもわかるかと思いますが、彼女のお腹がふくれていますよね?
本には書きませんでしたが、可能性としては次の三つのことが考えられると思います。「栄養失調」「妊娠」「病気」。
正直、病院でしっかりと検査してみなければ、そのいずれなのかはわかりません。
ただ、もし「妊娠」であっても、彼女は立派に「二児の母」をつとめあげるんだろうなと思います。
|
|
|