ネパールのチベット寺院にいたハンセン病の物乞いです。

南アジアというのは、ハンセン病の多い地域だといわれています。
ただ、アジアのいろいろな国をまわって思ったのですが、「一番稼げるのがハンセン病の乞食」でもあるのです。

ハンセン病というのは、古今東西差別の対象となっていました。
アジアでは「因果方法」の象徴とされたことがありましたし、西洋では『聖書』などにもそれを差別するような表現があります。
(あとで、「らい病」の記述を「皮膚病」に直したりしているものもありますが)

ともあれ、物乞いの中には、それをいいことに「偽ハンセン病物乞い」というのも現れます。
ハンセン病の場合、指を切断したりして、包帯をしていることが多いのです。逆に言えば、大げさな包帯をすることでハンセン病のふりができるということもあるのです。
それゆえ、東南アジアや南アジアでは、手足などに包帯を巻いて、ハンセン病のふりをしている偽物をよく見かけました。

日本だと「偽物のホームレスで稼ごう」とする人はいないでしょうが、発展途上国だとそういう人がいるんですよね。
まぁ、普通に働いて稼ぐ額より、ハンセン病の物乞いが稼ぐ額が多いために、そういうことになってしまうのですが。





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