マレーシアの物乞いです。
背中に病気を抱えており、わざわざ、それをめくりあげて見せています。
物乞いというのは、「何もない人」であればお金が施されることはありません。
逆に、「何かある人」ならある程度のお金をもらうことができます。
この「何か」は本当にさまざまです。
写真の男性のように病気だったり、幼い子供だったり、性別そのものだったりします。
また、それは国によっても、地域によっても異なります。それが「何か」になるか否かというのは、環境によるのです。
ただ、物乞いのその「何か」を露骨に見せてまでお金をもらおうという気迫には毎度ながら圧倒されてしまいます。
僕が『物乞う仏陀』の取材をする前に感じていた物乞いへの「恐ろしさ」というのは、そういう気迫のようなものが少なからず関係しているように思えてなりません。 |
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